男性ホルモン抑制
男性ホルモン=男性型脱毛症の原因
男性ホルモンはステロイドの一種で、生体内で働いているホルモンの一つです。
男性型脱毛症(AGA)の原因といわれており、この男性ホルモンを抑制しなければ、AGAによる薄毛の進行を抑えることは困難です。
男性ホルモンとは?
男性ホルモンは、男性を男性特有の体つきや思考回路に発育させるホルモンのことです。睾丸(精巣)や副腎で作られます。
男性ホルモンはアンドロゲン(androgen)とも呼ばれます。テストステロンを主とし、ほかにアンドロステネジオンとデヒドロエビアンドロステロンを含みます。
健康な男子の場合、1日におよそ7mg程度の分泌があるといわれています。
■男性ホルモン「テストステロン」の働き
- 男性特有の筋肉質な体つきにする。
- たんぱく質を筋肉や内臓に変える助けをする。
- 皮脂の分泌を促す。
- 体毛(頭髪以外)の発育を促す。
- 性欲を高める。
男性ホルモンを抑制する方法
AGAの予防と改善には、男性ホルモン自体を抑制するのではなく、男性ホルモンの変化を抑制することが鍵となります。
男性型脱毛症(AGA)の直接的な原因となるのは、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンです。
ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンの「テストステロン」に5αリダクターゼという酵素が働くことによって生まれます。
この5αリダクターゼを抑制してしまえば、ジヒドロテストステロンの産生を抑えられます。
5αリダクターゼを抑制する成分
【フィナステリド】
フィナステリドは飲む育毛薬プロペシアの主成分です。変換酵素5αリダクターゼの作用を妨げる働きがあり、男性ホルモンDHTの産生を抑制します。現在、最も効果が期待できる育毛剤ですが、副作用や初期脱毛のリスクも指摘されています。
【ノコギリヤシ】
ノコギリヤシは北米原産のヤシ科の植物です。果実から抽出されるエキスに5αリダクターゼを抑制する効果があり、昔から前立腺肥大症の治療に使われてきました(前立腺肥大症も男性ホルモンDHTによって引き起こされる)。安全なハーブとして実績があり、副作用等のリスクも少ないため気軽に使用できます。
【パルテノライド】
パルテノライドはハーブのナツシロギクから抽出される成分です。5αリダクターゼへの作用はありませんが、DHTの生成にかかわっている「NF―kB(タンパク質の一種)」に結びつき、男性型脱毛症の進行を抑制すると見られています。パルテノライドの効果と副作用